第2章 音・音楽と脳
第1回 音とは何か
音とは、辞典や教科書では以下のように説明されています。
(デジタル大辞泉)物の振動によって生じた音波を、聴覚器官が感じとったもの。また、音波。
(中学理科)音とは「ゆれ」です。ゆれがいろいろなものを介して伝わり、耳に届きます。
音は振動している物体から生じます。物体が振動すると、近くの空気が押されてその部分だけ空気が濃くなります。空気の濃い部分が近くの空気を押し、空気の濃い部分が移っていきます。音の波は空気のうすい層(疎)と濃い層(密)が交互に伝わっていくので、疎密波とと呼ばれます。(音が伝わるとは?より)
音の波の性質を、わかりやすくアニメーションにしたサイトがあるので紹介します。
進行方向と同じ向きに振れるのが「縦波」(上)、進行方向と垂直に触れるのが「横波」(下)で、音は「縦波」です。一方、横波の性質を持っているのは、水面を伝わる波などです。
音の伝わる速さは、空気中では秒速340m(時速1224Km高度0気温15度)、水中では1500m,コンクリートでは約3000~4000m, 鉄では5950mです。
音の物理的性質や特徴を説明したKhan Academyのビデオがありますので、紹介します。
音は「見えない」だけにわかりにくいと言われますが、音をビジュアル化して、アートにまで仕上げた作品もありますので、少し見てみましょう。
音は、空気中を通って私たちの耳に届きます。そこで次は耳の構造、聴覚の機能と特徴について見ていきます。
(デジタル大辞泉)物の振動によって生じた音波を、聴覚器官が感じとったもの。また、音波。
(中学理科)音とは「ゆれ」です。ゆれがいろいろなものを介して伝わり、耳に届きます。
音は振動している物体から生じます。物体が振動すると、近くの空気が押されてその部分だけ空気が濃くなります。空気の濃い部分が近くの空気を押し、空気の濃い部分が移っていきます。音の波は空気のうすい層(疎)と濃い層(密)が交互に伝わっていくので、疎密波とと呼ばれます。(音が伝わるとは?より)
音の波の性質を、わかりやすくアニメーションにしたサイトがあるので紹介します。
音の伝わる速さは、空気中では秒速340m(時速1224Km高度0気温15度)、水中では1500m,コンクリートでは約3000~4000m, 鉄では5950mです。
音の物理的性質や特徴を説明したKhan Academyのビデオがありますので、紹介します。
音は「見えない」だけにわかりにくいと言われますが、音をビジュアル化して、アートにまで仕上げた作品もありますので、少し見てみましょう。
音は、空気中を通って私たちの耳に届きます。そこで次は耳の構造、聴覚の機能と特徴について見ていきます。
音を聞く仕組み |
外界から聞こえてくる音は、耳介で集められ、外耳道を通って、鼓膜まで伝わってきます。空気の振動は鼓膜を震わせ、中耳にある耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)でその振動を30倍以上に拡大して、内耳へ伝えます。
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